渕崎歯科医院 ふちざきいいん

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治療内容

虫歯(齲蝕)

なぜむし歯になるの?

むし歯は口の中の「細菌(ミュータンス菌)」「歯の質」「糖質(とくに砂糖)」という3つの要素に加え、時間の経過とともに発病します。むし歯菌が酸を作り出して歯を溶かすことでむし歯ができます。最初は歯の表面に着色するくらいですが、徐々に歯質を溶かしながら進行します。

乳歯の大切さ

子供は成長の変化が著しく、体はもちろんのこと、顎の骨(顎骨)や歯並び(歯列)は大人へ向けて日々、成長過程にあります。発育を正しく導くためにも、しっかり食事ができるよう、良い咬み合わせをつくることはとても大切です。なかには乳歯は生えかわるから、むし歯になっても治療しなくていいと考えている方がおりますが、それは大きな間違いです。乳歯と永久歯の交換は6歳頃から始まり、永久歯が成長しながら乳歯を押し上げ、7年ほどの時間をかけて徐々に生えかわります。しかし、乳歯をむし歯で早く失うなどすると、良い永久歯の歯並びができません。歯並びが悪いことで、しっかり咀嚼できないばかりか、心理的なコンプレックスに陥ることが多いのです。また、むし歯や歯肉炎になりやすく、全身の健康にも悪影響を及ぼします。

レントゲン像

【5才児の乳歯から永久歯へ、交換過程のレントゲン像】
◆乳歯列
きれいな並びをしています。

◆乳歯の根の吸収がまだおこっていません。
永久歯列
永久歯の生える順に従って、歯の頭が出来ています。

子供のむし歯

乳歯はその後に出てくる永久歯より小さく、特に歯のエナメル質、象牙質とも永久歯と比較して遙かに薄く、歯の質も軟らかく、むし歯になりやすい構造です。
また、歯の神経が入っている部屋(歯髄腔)は永久歯のそれより比較的大きく、形は角が出たように突起しています。そのためお子さんのむし歯は多発しやすく、進行が早いので、 注意が必要なのです。しかしその反面、フッ素の取り込みが良く、むし歯予防効果を出しやすい利点もあります。

乳歯はエナメル質・象牙質が薄い
歯の質が柔らかい=むし歯になりやすい

乳歯と永久歯の違い

むし歯に侵されて、感染が歯を支える骨(歯槽骨)まで進行した例。歯を残すことが困難な乳歯

むし歯

むし歯という病気

歯科の病気のなかでむし歯は、歯周病とならんで頻度が高く、歯を失う最大の原因の一つです。

むし歯の進行度は通常C1~C4で示されます。歯の表層のエナメル質が侵された初期のむし歯をC1と言い、痛みがないために気がつかずにおけばC2に進みます。

エナメル質の下層の象牙質までむし歯が進行し、この段階になると冷温水、酸味などが歯にしみるようになり、むし歯菌が深くまで入ればC3へと進みます。

むし歯が歯の神経(歯髄)まで及んだもので、歯髄炎をおこし、痛みが「しみる」から「ズキズキと痛い」に変わります。また、痛みに耐えて治療しないでおけば、歯髄がすっかり壊死(えし)して痛みがなくなることがあります。
しかし、そのような歯は、歯を支える骨などの組織の感染源になり、様々な重い病気を引き起こすこともあります。このような歯を治療して長く使用することは非常に困難です。

むし歯が進行すると、歯質がほぼ溶けてギザギザした歯の根が歯肉の上に出てきます。その鋭くなって歯根の機械的慢性刺激は口腔癌の誘因となり得ます。歯の破壊がここまでくると、抜歯という選択しかなくなります。

むし歯という病気

ただ神経を取るだけでは、その歯を有効に機能させていくことはできません。感染した歯の根の内側を完全に取り除き、細菌感染や炎症の再発をおこさないよう、細心の注意を払いながら治療を進めます。これを怠ると根の先端部で炎症を起こし、ひどくなると顎の骨にまで炎症が拡大してしまうことがあります。

  • 根の先が膿んでいる状態
  • 根の先が膿んでいる状態
  • 根の中に薬を詰めた状態

むし歯という病気で歯を抜かないために

「歯の治療は痛くなってからする」という考えが、まだ根強くあります。
その結果、大切な自分の歯を失うことになります。生涯、健康な自分の歯で美味しく食べ、快適な生活を送るために、むし歯は痛くなる前に治療することが大切です。
そのため、これまでの生活習慣を見直し、定期的な検診を受けましょう。

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